講演会
大切な人を失った子どもたち~これからのグリーフケア~(大阪・東京)(終了しました)
東日本大震災や自死、離婚、虐待など、さまざまな理由で大切な人やものを失った子どもたち。
こうした子どもたちが悲しみや苦しみを整理し、自分らしく歩むためには子どもに寄り添った支援が必要です。
この講演会では、震災直後から被災地をたびたび訪れるなど、日本でのグリーフサポートにも取り組む米国のシンシア・ホワイトさんや作家の落合恵子さんなどを講師に、さまざまな立場で子どもを支援する人たちと一緒に、深い悲しみを抱える子どもに、私たち大人がどのように向き合うのかを考えます。
とき | 大阪:2013年6月29日(土)午前10時~午後4時 東京:2013年6月30日(日)午前10時~午後4時 |
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ところ | 大阪:ホテルコスモスクエア国際交流センター(大阪市住之江区南港北1-7-50) 東京:浜離宮朝日ホール(東京都中央区築地5-3-2) |
定員 | 大阪:300人 東京:400人 |
参加費 | 1,000円 |
プログラム
■ 講演「大切な人を失った子どもを支えるということ」
10:00 ~ 11:45
- シンシア・ホワイト(キッズハートツーハワイ創設者兼エグゼクティブ・ディレクター)
- 子どものグリーフサポートで伝統と実績のあるダギーセンター(米国オレゴン州)のトレーニング・ディレクターを7年間務めるなど30年以上に渡り死別・喪失体験やトラウマ体験をした子どものケアに取り組む。日本の子どもたちのグリーフ・サポートについての実践、研究も行っている。
【キッズハートツーハワイ】
死別や離婚、虐待などで親や身近な人を喪失した子どもへのグリーフ・サポートを行うハワイ州ホノルル市を拠点とするNPO。実施する支援者養成プログラムには、米国以外からも参加者が集う。
■ 講演「悲しみに向き合う」
12:45 ~ 13:45
- 落合恵子(作家、こどもの本の専門店クレヨンハウス主宰)
-
「書く」だけでなく「行動する」作家。明治大学文学部英米文学科卒業後、文化放送に入社。アナウンサーを経て作家活動に入る。子ども、女性、家族、介護、環境などの問題を、困難な立場に置かれる少数の人たちに寄り添った視点で描きつづけている。子どもの本の専門店クレヨンハウス、女性の本の専門店ミズ・クレヨンハウスなどを主宰。
■ 実践報告「グリーフケアのいま」
13:45 ~ 14:30
- 西田正弘(子どもグリーフサポートステーション代表、東京会場・大阪会場)
- 元あしなが育英会レインボーハウスチーフディレクター。子どもグリーフサポートステーションを仙台に開設し、2012年11月から被災した子どものケアに取り組んでいる。「東日本大震災中央子ども支援センター」の外部アドバイザーでもある。
- 小嶋リベカ(だいじな人を亡くした子どもの集まりファシリテーター、東京会場)
- プレイセラピスト。ダギーセンターで研修と臨床を経験。その後、日本にて喪失を体験した子どもと家族のための集いを実施。現在、国立がん研究センター中央病院緩和医療科に勤務。また、日本ルーテル神学校が主催するだいじな人を亡くした子どもの集まりでファシリテーターを務めている。
- 佐藤まどかさん(ぐりーふサポートハウス副理事長、大阪会場)
- 家族を自死で亡くした人へのサポートを大阪府で行う。中でも悲嘆を抱えた子どもからのあらゆる相談に尽力している。遺族会の分かち合いの会も運営。カウンセリングスペース「リヴ」代表。臨床発達心理士、社会福祉士。
■ トークセッション「これからの日本のグリーフケア」
14:45 ~ 16:00
シンシア・ホワイト・落合恵子、進行=西田正弘
会場へのアクセス
ホテルコスモスクエア国際交流センター |
浜離宮朝日ホール |
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地下鉄中央線「コスモスクエア」駅からサークルバスで約3分 ニュートラム「中ふ頭」駅から徒歩約12分 ニュートラム「ポートタウン西」駅から徒歩約15分 |
「東銀座駅」 東京メトロ日比谷線/都営浅草線(6番出口)より徒歩約8分 |
お申し込み
参加希望のすべての方の (1)お名前(ふりがな)(2)郵便番号・ご住所(3)TEL・FAX(4)ご職業(5)会場を明記の上、EメールかFAX、はがき、ホームページのいずれかでお申し込みください。
- ※参加券を送付しますので、当日ご持参ください。
申し込み・問い合わせ先
朝日新聞厚生文化事業団
「子どもグリーフ講演会」係
〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2
TEL:03-5540-7446 FAX:03-5565-1643
Email:childreng@asahi-welfare.or.jp
東京会場
主催:子どもグリーフサポートステーション、朝日新聞厚生文化事業団
大阪会場
主催:子どもグリーフサポートステーション、朝日新聞厚生文化事業団
後援:大阪府、大阪市、堺市、大阪府社会福祉協議会、大阪市社会福祉協議会、ぐりーふサポートハウス(予定を含む)