講演会「高次脳機能障害がよくなるということ」 2013年2月24日に広島で開催(終了しました)
高次脳機能障害という言葉が一般に知られるようになりましたが、高次脳機能障害の人たちが日常生活の中で、どのような困難に直面しているのかはあまり知られていません。
この講演会では、高次脳機能障害の人たちとその家族が、どのように障害を受け入れ、生活上の問題に対処し、自立した生活をおくればよいのかを、米国の治療・リハビリを例に考えます。
とき・ところ |
2013年2月24日(日) 13:00~16:00
広島YMCA国際文化ホール (広島市中区八丁堀7-11)
・市内電車「立町」駅下車 徒歩3分/JR広島駅からタクシーで10分
会場地図 |
内容 |
- 講演 13:00~13:30 「高次脳機能障害を理解する」
岡本隆嗣さん
- 講演 13:30~14:15 「当事者と家族が感じること~米国の通院プログラムを体験して」
立神粧子さん
- シンポジウム 14:30~16:00 「高次脳機能障害の治療とその意味」
岡本隆嗣さん(コーディネーター)、小澤富士夫さん、立神粧子さん、本多留美さん
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講師プロフィール |
- 岡本隆嗣さん 西広島リハビリテーション病院病院長
2001年に東京慈恵会医科大学を卒業し、リハビリテーション(以下リハ)医学講座に入局。03年から神奈川リハ病院にて脳外傷のリハ病棟を担当し、高次脳機能障害のある人を中心に診療を行う。その後、07年から西広島リハ病院で回復期リハ病棟を担当。11年から現職。
- 小澤富士夫さん 元ヤマハ株式会社・ロンドン&フランクフルトアトリエ室長/高次脳機能障害当事者
東京藝術大学音楽学部卒業。金管楽器の研究開発責任者として9年間ヨーロッパに赴任。帰国後、くも膜下出血により高次脳機能障害が残存。2004~05年、ニューヨーク大学Rusk通院プログラムに参加し、症状が劇的に改善する。
- 立神粧子さん フェリス女学院大学音楽芸術学科教授/「前頭葉機能不全その先の戦略~Rusk通院プログラムと神経心理ピラミッド」(医学書院)の著者/当事者の家族
東京藝術大学音楽学部卒業。シカゴ大大学院より芸術修士号、南カリフォルニア大大学院より音楽博士号取得。ピアニスト・教育者の経験が評価され、Ruskより治療体験記発表の承諾と推薦を受けて執筆、出版した。
- 本多留美さん 県立広島大学コミュニケーション障害学科准教授 /言語聴覚士
1996年から、県立広島大学コミュニケーション障害学科の前身、広島県立保健福祉短期大学言語聴覚療法学科の助手として、臨床と教育に携わる。附属診療所で出会った高次脳機能障害の当事者・家族が広島で友の会を立ち上げたのを機に、一緒に活動している。
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定員 |
250人(先着順) |
参加費 |
1,000円(当日会場で) |
お申込み
ハガキ、ファクス、電子メールでのお申込み
ハガキ、ファクスか電子メールで参加者全員の氏名、〒住所、電話・ファクス番号、職業を書き、〒731-0154広島市安佐南区上安2-30-15 ベルテガーデン内 高次脳機能障害サポートネットひろしま「講演会」係
ファクス:082-847-0032、メール:ko-jinet@aioros.ocn.ne.jp
問い合わせ
朝日新聞厚生文化事業団
電話:06-6201-8008
チラシ(495KB)
主催/高次脳機能障害サポートネットひろしま、朝日新聞厚生文化事業団
後援/NPO法人 日本脳外傷友の会