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第25回「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(東京)

第25回「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(東京)手話の普及とボランティア活動、福祉教育の推進をはかるため84年から開催している「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」は25回目を迎え、8月30日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで行われた本選で、原稿審査とビデオ審査で選ばれた10人が手話と音声を同時に使ったスピーチを競いました。

開会式では、秋篠宮妃殿下が眞子さまを伴われて出席になり、「聴覚障害者の生活と手話に対する理解をさらに深め、安心して暮らせる社会が築かれるよう希望します」と手話を交えておことばを述べられました。

全国の手話を学ぶ高校生54人の応募者の中で1位に選ばれたのは神奈川県・自修館中等教育学校4年の皆川愛さん=写真。生まれつき聴覚に障害がある皆川さんは「健聴者と聴覚障害者はコミュニケーション手段が違うからこそ、お互いを知ろうという気持ちが強くなる。通じ合えた時の喜びは大きい」と話し、優勝。2位には室蘭の鳴り砂を例に挙げ、環境保護について話した北海道室蘭栄高校3年の冨岡治美さんが選ばれました。また、身体障害者雇用率が全国一高く、大分国際車いすマラソンが開催される地元・大分県を「人に優しい大分」とアピールし、それを全国に広げていきたいと訴えた大分県・楊志館高校3年の野中友貴さんが3位に入賞しました。

そのほか、奨励賞には広島県・広島国際学院高校1年の佐伯乙美さんと愛媛県立松山南高校3年の島袋アミさんが選ばれました。入賞者には賞状とトロフィーが贈られたほか、協賛のNECからパソコンや電子辞書などの賞品と参加者全員に参加賞として手話スピーチの録画DVDと記念品が贈られました。

今年の特別プログラムは落語家の林家正蔵さんと映画監督で学習塾「早P道場」塾長の早瀬憲太郎さんによるトークショー「魅力ある手話の世界」で、手話との出会いや聴覚障害の方々と接して感じたことなどをお話しいただきました。

審査員は小椋英子・日本手話通訳士協会会長、山田登志夫・厚生労働省障害保健福祉部企画課自立支援振興室長、倉方厚子・東京都聴覚障害者連盟理事長、久松三二・全日本ろうあ連盟本部事務所長、坂上譲二・全日本ろうあ連盟理事、冨永格・朝日新聞論説委員のみなさん。

全日本ろうあ連盟、朝日新聞社と共同主催。厚生労働省、文部科学省、テレビ朝日福祉文化事業団、 日本手話通訳士協会、全国聾学校長会後援。NEC協賛。東京都聴覚障害者連盟協力

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