事業団からのお知らせ
第28回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト、富山の山崎さんが1位
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「第28回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催、NEC協賛)が8月20日、東京・有楽町朝日ホールで開かれ、富山国際大学付属高校3年の山崎芽佑里(やまざき・めゆり)さんが1位に選ばれました=写真。 |
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山崎さんは「絆」をテーマに、手話を学ぶことで「対人恐怖症」を克服でき、「人に心を許せるようになった。家族や友人、手話に携わっている人との絆を大切にしていきたい」と語りました。
山崎さんは昨年5月、聴覚障害をテーマにした映画「ゆずり葉」を見たのがきっかけで、近所の公民館の手話サークルに入会し、手と表情で心が通じ合うことが、「楽しくて仕方がない」と感じるように。対人恐怖症の自分についても、「引っ込み思案も私の一生懸命な自己表現」と理解できるようになったことを手話を交えながら、堂々とスピーチしました。
そのほかの入賞者は次の通りです。(敬称略)
2位=坂本雪乃(高知県立安芸高校3年)「信頼される弁護士を目指して」▽3位=図司裕亮(滋賀県立八幡高校3年)「日本に豊かな心の絆を回復させよう」▽奨励賞=城戸翔太(東京都立大泉桜高校2年)「手話でつながる輪」、吉良健太郎(大分県・楊志館高校3年)「絆の音」=写真左から、入賞者の写真は朝日新聞・相場郁朗撮影
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開会式では秋篠宮妃紀子さまが手話を交えて、東日本大震災での聴覚障害者の苦労や支援の取り組みに触れたうえで、「聴覚障害者の生活支援への理解がさらに深まり、みなが安心して暮らせる社会が築かれますよう希望します」と語りました=写真。紀子さまは聴覚障害者の被災状況の展示や、被災地と会場をインターネット中継した「手話でのメッセージ交換」も見学しました。 |
また、特別プログラムでは、ユニバーサルデザインコンサルタントの松森果林さんが「誰でも手話リンガ ル」と題して、手話を交えて講演。高校時代に両耳の聴力がほとんどなくなり、自殺を図ったこともある松森さんは、音のある世界と音のない世界の両方を体験できたことを前向きにとらえたうえで、これまで健康な人を基準に物作りや街造りを進めてきた日本の社会を変えていく必要性を訴えました。 |
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締めくくりの被災地と会場の「メッセージ交換」では、東日本大震災聴覚障がい者支援岩手本部長の高橋幸子さんと全日本ろうあ連盟理事長の石野富志三郎さんが手話でやりとりしながら、現地の被災状況や支援の取り組みを紹介しました=写真。

全国大会には全国の応募者71人から1次(作文)と2次(手話のビデオ)の審査で選ばれた10人が出場しました。出場したのは入賞の5人のほか、以下の皆さん。
品木莉乃(北海道石狩翔陽高校3年)「ボランティア大国を目指して」
川内明梨(岩手県・盛岡女子高校3年)「支え合える未来に」
福岡栞菜(神奈川県立横浜南陵高校3年)「世代を超えて紡ぐつながり」
高田 歩(大分東明高校1年)「父との見えない絆」
満名美友(沖縄県立陽明高校3年)「素敵な言葉」
表彰式では、NECから2位までの2人にノートパソコン「LaVie」が、3位と奨励賞の3人にスマートブック「LifeTouch NOTE」が、出場者全員に記念品が贈られました。出場者には、それぞれのスピーチの録画DVDも贈られます。
このコンテストは、手話の習得やサークル活動に取り組む全国の高校生の活動を奨励し、手話の普及とボランティア活動、福祉教育の推進をはかるための催しで、出場者は手話と音声を同時に使ったスピーチで競います。1984年に第1回が開かれ、以来、青少年の手話への関心が全国的に広がるのに伴って、内容を充実しながら、聴覚に障害のある人の福祉の向上に大きな役割を果たしてきました。
主催:全日本ろうあ連盟、朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社
後援:厚生労働省、文部科学省、日本手話通訳士協会、全国聾学校長会
テレビ朝日福祉文化事業団
協力:東京都聴覚障害者連盟
協賛:NEC
技術協力:シュアールグループ
