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事業団からのお知らせ

朝日福祉ガイドブック「精神障害者のホームヘルプサービス〜地域でふつうに暮らすために〜」
 (朝日新聞厚生文化事業団編集・発行) 頒布中

 「地域でふつうに暮らすために」をテーマに、朝日福祉ガイドブック「精神障害者のホームヘルプサービス」=写真=を作成しました。監修は大阪府立大学准教授の三田優子さんです。
 精神障害を正しく理解し、ご本人の立場に立った支援ができるように、当事者や経験豊かなホームヘルパー、医師などの関係者から寄せられた事例や話しをまとめました。上乗せ研修にかわるものとしても、ご利用いただけます。

朝日福祉ガイドブック「精神障害者のホームヘルプサービス」

 障害があって毎日の生活がしづらくても、ヘルパーさんの支援を受けながら好きな街で暮らせる。その喜びを一人でも多くの方に体験していただきたいと願っています。

◇日々忙しいヘルパーさんへ
 自信をもっていただきたいのです。多くの精神障害の人たちが「ヘルパーさんに出会えてよかった」と評価しています。

◇再発を心配しながら必死に生きている精神障害のみなさんへ
 「一度しかない人生を楽しんで暮らそう」という仲間の言葉を読んでみてください。使えるサービスや支援を堂々と使っていただきたい。そして同時に、ヘルパーさんを育ててほしいのです。

■ B5判92ページ、頒布800円。
■ 主な内容

第1章精神障害者の生活のしづらさへの付き合い方
 当事者発インタビュー/山崎多美子(札幌すみれ会)ほか
第2章精神障害とどう付き合う?
 三野善央(精神科医)、平直子(精神保健福祉士)ほか
第3章心と暮らしを支えるホームヘルサービス
 中司順子(ほのぼのステーション)、ヘルパーステーション風人ほか
第4章ヘルパーからの現場報告
第5章もっともっと心に届くホームヘルプを!
 塚本正治(大阪精神障害者連絡会)、尾上智子(ピアヘルパー)
第6章私とヘルパーさん(エピソード)

 全国在宅精神障害者267万5千人のホームヘルプサービス利用の実績は0.4%と言われています(2005年、厚生労働省精神保健福祉課調べ)。対象は「日常生活に支障のある精神障害者」なので、ほとんどの方が利用の対象になるはずですが、必要とされている割には利用が増えていません。日常生活に困っていても「ヘルパーは必要がない」と、がんばっている当事者や家族の姿が浮かび上がってきます。

 なぜ利用者が伸びないのでしょうか。自宅に外部の人を入れることに抵抗がある、ありのままの自分を他人に見せることができない、他人とうまくコミュニケーションがとれず緊張するなど精神障害の特徴から利用がしづらいなどが考えられます。

 しかしヘルパーさんを利用している人たちからは、とても高い評価を受けているのです。「暮らしを支えること、支えられること」は、人間としての共通する本質的なものです。ゆったり暮らしたい、安心して暮らしたい、楽しく暮らしたいと、誰もが考えています。ヘルパーさんの支援を受け、精神障害のある人が自分の住みたい街で生活するのは特別なことではなく、当たり前のことなのだとガイドブックは教えてくれます。

 多くの精神障害者は、再発を心配しながら毎日を必死で暮らしています。このガイドブックにはホームヘルプサービスを受け、生き生きと暮らす仲間の文章があります。一人でも多くの方が使えるサービスを堂々と使い、一度の人生を楽しんでいただきたいと思います。また、支える側のヘルパーさんには精神障害を正しく理解し、自信をもって支援ができるよう、経験豊かなヘルパーさんや当事者、関係者のみなさんが、体験談やいろんな角度からの事例を寄せてくれました。このガイドブックをきっかけに、一人でも多くの精神障害者が地域で生活できるような社会をめざしていきたいと思います。

◎ご注文・お問い合わせ先は、
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